Ferris and Pipo フェリスとピポの日常の贅沢

真剣な遊びから真剣なアート生まれる、を信じています〜。

2度読みしている途中の本

2010年末まで不在だったので、今更なのでしょうが、ふと見つけて本は2008年頃にベストセラーだったようだ。ティム・フェリスの ”週4時間だけ働く”。

怠け者だと言われ続けていたし、実際そうなので人に話したことはないが、一年のうち6ヶ月だけ働いて、後の6ヶ月が好きなことをして暮らすというのがいいなあと思っていた。最初の職場があまりにも退屈で自分で企画したものはことごとく上司に退けられるし、ほぼ机に座って電話を取るか、コピーか何かするくらいの毎日。それが普通だそうだ。帰りの電車の中で、去年の今頃はこの時間はテニスしていたのにな、なーんて思っていたのでした。

その後、転職した外資の会社、問題解決は自分でできるし、残業は基本なし、有給は全部消化しないといけないし、仕事そのものも毎日がいつも違うことが起きるので、刺激があり、とっても楽しかったのだ。アメリカに行くことになったので渋々退職してしまったけど。自分に向いている仕事はあるのだなと思います。

この本には、仕事の時間を減らして、自分の自由時間を作るためにどうすべきかが、細かく書いてあるのだ。セミリタイアメントの章はコロナ禍の今の自分にぴったり。何よりも、同じことを思っていて、実行して本にしちゃった人がいる。ここが凡人と著者との違い!

内容に賛同した人が多いからここまでベストセラーになったのか!と感慨深いものがあります。そういえば、ノマドのと友達は3ヶ月音に違う国に滞在して暮らしているけど、この本が教科書だったのかも。

で、日本で本当にベストセラーになったのでしょうか? ティムは日本の本屋のイベントに出たみたいなので話題になったのでしょうか?

今の日本の企業体質はよく知らないけど、実現は難しいのではないかと思うのです。

仕事にかかる時間を減らすためにヴァーチャルアシスタントを派遣するアウトソーシングの会社でアシスタントに仕事をやってもらうというのが一つの解決案だけど、日本国内の会社があればいいけど、そうでなくても日本語ができるアシスタントが必要だろうな、と思うしね。日本の賃金は他国に比べると安いらしいから、アシスタントは安く依頼できるはず。でも、支払うだけの余裕があるのかどうかも疑問。だいたい、会社が会議や出勤をばっくれることを許してくれなさそう。

ただ、この本では、まさに今のようなリモートワークを提唱していたのですよ。

さっき、2016年おエリオット・ビズノー のインタビューを見ていたら、影響を受けて、トリガーとなった本として、これをあげていた。

という私は気づかれているかもしれないけど、いただいたお仕事で何回かばっくれている。

友人から誘われた仕事は、研修でふるいにかけられて、残った人だけが仕事をいただけるのだけど、すごく管理されそうで、嫌だな、、と思っていたら、運良くふるい落とされて、とても嬉しく家に帰ったのでした。

いいの、怠け者と言われても。たくさん遊ぶ。嫌なことは避ける。それでいいのだ。