Ferris and Pipo フェリスとピポの日常の贅沢

真剣な遊びから真剣なアート生まれる、を信じています〜。

練習すると成果は出る、ロードバイク編。

ロードバイクを始めて、やっともうすぐ一年。クラブに入り、最初に”初心者歓迎” のグループライドに申し込んだのが昨年の2月5日。これが、キツかった。初心者と言っても本当の真正初心者が入会することは滅多にないそうだ。(前に書いたかも)なので途中で離脱。みなさんも心底ホッとしたようだ。こちらは、とぼとぼ、一人で帰宅する。そのうち粉雪も舞ってきた。

しかし、その日のことが、今でも私の枕詞になっているとは、、。

その後のライドに参加して、挨拶すると、”名前は知っているよ、海岸道路を19kmでしか走れなかった人だよね。” と言われるのだ。サーフィンもそうだけど、誰だって最初からできる人はそうそういないはず。ただし、私の場合はひどすぎたかも。

今年は本当に波がないので、その分、足腰を鍛えるためにも自転車でダッシュごっこ練習をしているのだ。これは、1ライドに一回でいいから、距離も短くてもいいから、全力で息切れするくらい足を回してみることをやる。

 

その結果、昨日の横浜、鶴見線周りのみんながあまり行かないあたりライドでは、かなりできた、ように思った。こういうことの繰り返しだな、と。

ライドの最後に、去年の初参加の時にチェーンが外れまくりの私を手伝ってくれたおじさんに

”知っている? 今日100km以上走ったんだよ〜。ちゃんとついてきてるし、全然遅いペースじゃないよ〜。”と言ってもらえたのだ。

なんという優しいお言葉。前を行き、先導してくれる姿は夕日に映えて、戦いを終えて帰路につく仮面ライダーのようだった。

自転車は前を見て、足を無心で動かし、何も考えない。瞑想に似ている。

これからも楽しく走る。